前回は『ヘミシンク・ナップ(Hemi-Sync Nap)』CDについて、内容を解説しながら、含まれているヘミシンク周波数を解析しました。
ヘミシンク周波数に使われているのは、バイノーラルビートという手法です。
バイノーラルビートは、左の音は左の耳から、右の音は右の耳から聞かなければ効果はありません。そのため、ヘッドホン・イヤホン、または特殊に配置されたスピーカーが必要です。
しかし、寝るときにヘッドホン・イヤホンを使うのは面倒ですよね。
そこで、ヘッドホン・イヤホンを使わないでバイノーラルビート以上の効果があるとされるモノラルビートという手法で、『ヘミシンク・ナップ(Hemi-Sync Nap)』CDと同じ脳波パターンの音源を作ってみました。
(以下『ナップ用モノラルビート音源』と呼びます)
無料でダウンロードできます。
ナップ用モノラルビート音源の特徴
含まれているのは、モノラルビート
ナップ用モノラルビート音源には、『ヘミシンク・ナップ(Hemi-Sync Nap)』CDと同じく、25分前後の構成になっています。
『ヘミシンク・ナップ(Hemi-Sync Nap)』のバイノーラルビートの代わりに、モノラルビートを使っています。
バイノーラルビートとモノラルビートの違いは、バイノーラルビートによる脳波誘導に詳しく書いています。
『ヘミシンク・ナップ(Hemi-Sync Nap)』と同じ周波数
ナップ用モノラルビート音源には、『ヘミシンク・ナップ(Hemi-Sync Nap)』のバイノーラルビートと同じ周波数が入っています。
最初から20分過ぎまでは、次の周波数が含まれています。
50Hz前後に、0.5Hz(デルタ波)に導くモノラルビート
100Hz前後で、1Hz(デルタ波)に導くモノラルビート
200Hz前後で、4Hz(シータ波)に導くモノラルビート
残り2分くらいから、次第に覚醒に導くためにヘミシンク周波数になっていきます。
200Hz付近で、16Hz(ベータ波)に導くモノラルビート
400Hz付近で、20Hz(ベータ波)に導くモノラルビート
かぶせてあるのは、人工的なピンクノイズではなく、海中の音
『ヘミシンク・ナップ(Hemi-Sync Nap)』では、バイノーラルビートに質の高いピンクノイズと微かな風の音が被せてあります。
ナップ用モノラルビート音源では、ピンクノイズの性質を持つ自然音をいくつか採取してみた結果、ダイビング時の海中音が良さそうだったので、使用しています。
スピーカーで聞いても大丈夫
ナップ用モノラルビート音源は、うなり音の振幅がバイノーラルビートより大きいので、初めのうちは、聞きづらいかもしれません。
しかし、ヘッドホンやイヤホンを使わなくて済みます。
というか、スピーカーを通して聴くことを前提にしていますので、その点をご了解願います。
なお、スピーカーは、ステレオである必要もありません。
繰り返し聞かないこと
ナップ用モノラルビート音源は、『ヘミシンク・ナップ(Hemi-Sync Nap)』と同様に、繰り返し聞かないで下さい。
なお、iPhoneでは通常ブラウザからは、音楽ファイル(mp3など)はダウンロード出来ません。「Documents by Readdle」といったアプリをお使い下さい。
試聴してみる
30秒版です
ダウンロードはこちら
フルバージョンをストリーミングで聞く場合、note nap-monaural-beats-submergeで聞けます。
ダウンロードしたい場合は、Twitterにダイレクトメッセージで連絡願います。
折り返しダウンロードURLを連絡します。
楽しんで頂ければ幸いです。
モノラルビートやその他の手法を使って脳波を誘導するのは、Brain Sound Questシリーズです。