ヘミシンクとは

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ヘミシンクというwikiから引用しようと思いましたが、なかったので自分でなるべくニュートラルな立場で書いてみました。

ヘミシンクとは

ヘミシンクは、米国モンロー研究所により開発された音響技術です。脳波を誘導・コントロールすることで、理想の脳の状態を作ります。

ヘミシンク Hemi-Syncとは、(脳の)半球を意味するHemisphericのHemiと、同調(シンクロ)を意味するSynchronizationのSyncを組合せた名前で、左右両脳同調効果ということになるかと思います。

ヘミシンクの手法は、バイノーラルビート

ヘミシンクに使われているのは、バイノーラルビートという原理です。

バイノーラルビートでは、左右の耳にヘッドフォンを通して異なる周波数の音を聞かせます。すると、左右の耳に聞かせた音の周波数の差に相当する脳波が生じます。
たとえば、右耳に108ヘルツ、左耳に100ヘルツの音を聞かせると、8ヘルツのアルファ波が生じます。

このようにヘミシンクは脳波を誘導することにより意識状態をコントロールしようとするものです。

ヘミシンクと脳波

ヘミシンクは脳波誘導CDのなかではホロシンクと並んで最も歴史があり、有名です。

ヘミシンクには知的能力の向上や深いリラクゼーションなどを目的とした様々な商品がありますが、なんといっても代表的なのは体外離脱や死後体験といった今まで神秘的体験と呼ばれていた意識状態を体験することが可能というゲートウェイ・エクスペリアンスです。

ヘミシンク ゲートウェイ エクスピリアンス

なお、ヘミシンクが体外離脱を売り物とすることには抵抗もあり、ショップの中にはゲートウェイ・エクスペリアンスは扱わないというところもあります。

*バイノーラルビートについて詳しくは、バイノーラルビートを聞くを参照ください。

バイノーラルビートは、他のCDにも使われている

ヘミシンクに採用されているバイノーラルビートですが、「ホロシンク」や「インサイト」「ブレインシンク」というCD、「アルファシータ」「ボイジャーエクセル」といったブレインマシンと呼ばれる機械にもこの技術が使われています。

ボイジャー・エクセル

ところで、バイノーラルビートが何故このような面倒くさいやり方をするのか疑問を持つ人も多いと思います。
それは脳波と同じ周波数の音(上の例では8Hzの音)は聞こえないからです。聞こえない音の周波数には脳波は同調しないという考えが前提にあるらしいです。また再生する機器(とくにスピーカなど)の再生周波数能力の問題もあります。

しかしながら「キュア アルファ」というブレインマシンは直接脳波と同じ超低周波を発振しているとのことですので、本当のところはどうなのか試してみたいと思っています。

バイノーラルビート以外の脳波コントロール手法

近年、バイノーラルビートに対抗して、他の手法の製品が発売されています。
ひとつは変調系を取り入れたもの。これは「マイトレーナー」という機械や「Brain Sound Quest」というCDに採用されています。

これは、音自体の周波数ではなく、音を変調させてその変調のリズム(=周波数)に脳波を同調させようとします。喩えると、メトロノームのカチカチッという音の周波数ではなく、メトロノームが刻むリズム(=周波数)に合わせるという風にイメージして頂ければわかりやすいかと思います。変調系は、バイノーラルビートよりも脳波を誘導する効果が高いとされています。(というか、バイノーラルビートの効果が低い)

もうひとつは、「ハーモニック・マトリックス」と呼ばれる「Vantage Quest」というCDで採用されている手法です。基本的には波を合成させて、より波長の長い音(低周波の音)を作り出しています。他の手法と異なり、同時に幅広い範囲の脳波を活性化させることができます。

VantageQuest

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