ヘミシンクとホロシンク、ブレインシンク、インサイトCD
世界的に見れば、ヘミシンクのライバルはホロシンクです。
(ホロシンクの創始者ビル・ハリスは有名人で、あのダライ・ラマ14世たちと一緒に「賢者の言葉」という本にも登場します)
ブレインシンクもフォーラムなどではヘミシンクと比較されます。
ところが、なぜか日本ではホロシンクは販売されてすらおらず、代わってImmrama Instituteと言う会社の「インサイトCD」がいろんなショップで売られいます。
そんなわけで、ヘミシンクとインサイトを使われている周波数を分析しながら比較してみましょう。
*ホロシンクは、ヘミシンクの体外離脱に対して、脳神経系の進化をうたっています。上に述べるように日本で販売されていません。その目指すところは、Brain Sound Quest 「瞑想2」で再現されています。
ヘミシンクとインサイトCDの違い
今回、ヘミシンクは「コンセントレーション」「メディテーション」
Immrama Institute は「フォーカス」と「インサイト」
で比較します。
どちらも使われている手法はバイノーラルビートというものです。
バイノーラルビートは左右から少しだけ違った周波数の音を出します。
詳しくは「ヘミシンクとは」を参照ください
それを比較してみると
ヘミシンク・コンセントレーション
Immrama Institute 「フォーカス」
ここでわかることは、ヘミシンクの方が、左右の音がシャープで大きいということです。
音量で言えば、ヘミシンクが -30から-40db に対して、Immrama Institute の「フォーカス」と「インサイト」は、-55から -60とたいへん小さいです。
バイノーラル・ビートというのは、左右の音の差によって作られる「うなり音」に脳波を同調させるわけですが、問題はその「うなり音」があまりに音量が小さいということです。これは、バイノーラル・ビートの提唱者であるオースター博士も認めています。
したがって、バイノーラル・ビートで脳波をコントロールするためには、できるだけうなり音を明確で大きなければものにしないといけません。
それには、左右の周波数の音が大きくはっきりしたものほど有効であるはずです。
であれば、どちらが効果があるかというと、ヘミシンクに軍配が上がると考えます。
実際に、アメリカのamazonでの感想をじっくり読み比べると、その点はわかると思います。 インサイトCDは効果を感じるには時間がかかります。 愛用者ですら “patience is everything”(忍耐が全て)と言っています。
*追記
Immrama Institute は、かなり前に既になくなっており、現在は製品は販売されていません。(2023年4月追記)