読者の方から時々、「はじめてヘミシンクをやってみたいが、沢山あり過ぎて迷ってしまう。どれを選んだら良いか?」というご質問を頂くことがあります。
これに対して管理人は、なかに含まれているヘミシンク周波数を解析したうえで、以下のように考えています。
脳波の種類と周波数について
先ずは、よく言われることですが、あらためてここで述べておきます。
脳波の種類と周波数については、以下の図の通りです。
脳波の種類 | 周波数 | 状態 | 目的 |
---|---|---|---|
デルタ波 | 4Hz以下 | 深い睡眠 | 睡眠誘導・休息 |
シータ波 | 4Hz~7Hz | 寝入りばな、深い瞑想 | 記憶力、創造力 |
アルファ波 | 8Hz~13Hz | 落ち着いたリラックス状態 | リラクゼーション |
ベータ波 | 14Hz~35Hz | 覚醒状態 | 集中力、認識力 |
雑然とした脳波 | 4Hz~35Hz | 日常生活時 | – |
参照:Wikipedia 脳波 、Brain Sound Quest
このなかで、初心者はアルファ波を体験してみるのが良いと考えます。
80年代後半から能力開発本といえば、アルファ波でした。
アルファ波開発のための書籍群
その理由は、
1.潜在能力開発は、脳波が下がる=リラックスする方向に導くのが基本
潜在能力開発はリラックスすることから始まります。
ヘミシンクの場合も「コンセントレーション」などは16Hzのベータ波に導くヘミシンク周波数が見られますが、主力の商品はみんな脳波を下げるものとなっています。
2.シータ波やデルタ波に比べて易しい
アルファ波は覚醒時に出現する脳波であって、より低いシータ波やデルタ波に比べて断然なり易いです。
の2点です。
アルファ波に導くヘミシンクはない
ところが、ヘミシンクの各CDに含まれているバイノーラルビートの周波数を解析すると、多くは4Hzのシータ波に導くものか、2Hz(なかには1Hz、0.5Hzもある)といったデルタ波に導くものです。
なんと、アルファ波に導くヘミシンクCDはないのです。
そこで、少し難易度は上がりますが、初心者用のヘミシンクとしては、4Hzのシータ波に導くものを聞くのがおすすめです。
シータ波に導くヘミシンクのなかで、お勧めは
では、シータ波に導くヘミシンクのなかで、初心者にお勧めのCDはどれでしょうか?
たとえば、ヘミシンク『メディテーション』の周波数はこんな感じです。
これに対して
ヘミシンク『ゲートウェイ・エクスペリエンス WAVE1』のなかのCD1 #1オリエンテーションの場合は、以下のような周波数になっています。
こちらの方が、バイノーラルビートが、『メディテーション』に比べてはっきりしているのが明白です。
したがって、ヘミシンクの初心者の方が、先ず効果を実感したいのなら、『ゲートウェイ・エクスペリエンス WAVE1』から始められるのが良いと考えます。
なお、『ゲートウェイ・エクスペリエンス WAVE1』のCD1と同じ内容が入っている『体外への旅 ― サポート用Hemi-Syncシリーズ』でもOKです。
まとめ
ヘミシンクには、あなたをアルファ波に導くものがありません。
初心者は、4Hzのシータ波に導く『ゲートウェイ・エクスペリエンス』 WAVE1のCD1から始めるのがお勧めです。
初心者向けであれば、Brain Sound Quest の方が脳波誘導効果が高いのでおすすめです。