子どもの頃の困難な出来事が、いまの自分に影響しているかもしれません。あなたがもっと自由に自立して生きるためには、その記憶(無意識の奥に忘れている場合もあります)の呪縛から解き放たれる必要があります。
ヘミシンク『インナーチャイルドを癒す(Healing the Inner Child)』は、子どもの頃の自分を癒し、困難な体験を乗り越えて、新たな自分になるためのCDとされています。
ヘミシンク『インナーチャイルドを癒す』の概要
作者は、リー・ストーンです。彼は他に『Hemi-Syncによる過去世(別の人生)探究』 『内なるガイドにつながる』などヘミシンクで人気のマインドフードCDを制作しています。
収録時間:34分(トラック1)
ヘミシンク『インナーチャイルドを癒す』の内容
ヘミシンク『インナーチャイルドを癒す』CDのエクササイズは、大きく次の4つのステップで行われます。
1.リラックス
呼吸に意識を向けます。
息を吐きますが、吐き終わってから、また吸い始めるまでに少し時間を置きます。
この間、とてもリラックスして、時間が止まったような感覚が得られます。
次に、眼をリラックスさせます。眼のリラックスを意識することで、全身もリラックスしてきます。
リラックスの時間は、13分以上と長めです。
2.子供の頃の自分に戻って出来事を思い出す
長い廊下をイメージします。廊下を見渡すと、いくつかの部屋につながるドアが見えます。
あなたは廊下を歩います。1つの部屋を選んで、ドアを開け中に入ります。
そこで、あなたが子供の頃に起こった出来事が起きています。
あなたがこの出来事を思い出すためのいくつもの質問があります。
3.もう一度、体験する=今度はうまくいく
2.で思い出した体験をもう一度追体験します。
今度は、大人のあなたが後ろから見守っていて、大人の知恵で、子どものあなたにアドバイスします。その結果、やり方を変えて、最適な結果になりました。
4.結果を今の自分に浸透させる
大人のあなたが子どものあなたを抱きしめます。
インナーチャイルドを癒したことで、自分の人生がどのように変わるかを想像します。
癒しが得られたことを大人の今の自分に浸透させます。
部屋を出ます。
周波数はこうなっている
リラックスの段階では、ヘミシンク周波数はこんな感じです。
・左チャンネル 99Hz、右チャンネル 101Hz ⇒2Hz(デルタ波)と
50Hz周辺に、1Hz(デルタ波)に導くバイノーラルビートが見られます。
過去の出来事を思い出す段階では、こんな感じです。
上のリラックスの段階のパターンに
・左チャンネル 198Hz、右チャンネル 202Hz ⇒4Hz(シータ波)などに導くバイノーラルビートが追加されています。
しかし、後半部に入ると、ヘミシンク周波数はほとんど見られません。
感想とまとめ
作者のリー・ストーンは、NLPトレーナーとして知られているそうですが、オーソドックスなインナーチャイルド・セラピーの内容になっています。
管理人もCDのエクササイズをやってみましたが、正直なところ、今の私を制約しているような子供の頃の困難な出来事が思いつきませんでした。
後で考えると、思いつくことがいくつもあったので、いきなりエクササイズを実行するより、子どもの頃の出来事をゆっくり思い出してから行った方が良かったかと思います。