音声ガイドを聞きながら瞑想する「誘導瞑想」は、初心者でも行いやすい瞑想のやり方です。ヘミシンクでも誘導瞑想のCDを沢山販売しています。
が、多くは「死後の世界を見る」「前世を思い出す」「チャネリング」「依存から脱却する」など特定の目的を目指したもので、一般的とは言い難いです。
そのなかで、『タイムレス・ピース(永遠のやすらぎ):Timeless Peace』は、初めて瞑想を行う方、瞑想体験自体が目的の方でも行いやすいヘミシンクのマインドフードCDだと考えます。
ヘミシンク『タイムレス・ピース(永遠のやすらぎ』の概要
ヘミシンク『タイムレス・ピース(永遠のやすらぎ):Timeless Peace』は、無限の静寂という1つの瞑想状態を目指します。そうなることで、永遠の安らぎという至高の癒しを体験できるとされています。
作者は、リー・ストーンです。彼は他に『内なるガイドにつながる』『Hemi-Syncによる過去世(別の人生)探究』『インナーチャイルドを癒す』 などヘミシンクで人気のマインドフードCDを制作しています。
収録時間:約70分
トラック1:音声ガイダンス付き 35分
トラック2:フリーフロー(自由行動)35分
ヘミシンク『タイムレス・ピース(永遠のやすらぎ』の内容
『タイムレス・ピース(永遠のやすらぎ』トラック1で行うエクササイズは次の通りです。
(トラック2では、BGMとヘミシンク周波数だけが流れます)
1.リラックス
先ず、呼吸に注目します。息の吐き方をゆっくりにし、吐いた後、間を置いて息を吸います。息を吸うときには、入って来る空気の感覚を味わいます。
次に目の力を抜きます。
ここまでは『インナーチャイルドを癒す』とよく似ています。
意識を身体に向けます
頭→足先→頭と足と両方→全身、という順に感覚を意識します。
2.探索
ビリビリした振動を感じます。
振動の先に、無限の空間があり、永遠のやすらぎがあることをイメージします。
永遠の安らぎを感じられれば感じられるほど、より深く安らぎます。
以降、自由探索の時間になり、ヘミシンク音のみが流れます(約16分間)。
3.日常に戻る
残り2分になって、重力を感じはじめ、意識が肉体に戻ります。
そうして、感じた安らぎから、生活がどのように変わるかを考えます。
『タイムレス・ピース(永遠のやすらぎ』のヘミシンク周波数
1.リラックスする部分
100Hz前後で、ガンマ波(2Hz)に導くバイノーラルビートが見られます。
50Hz周辺にも、1Hz以下に導くバイノーラルビートが見られます。
2.感覚を意識し、振動を感じる部分
上に加えて、シータ波(4Hz)とアルファ波(10Hz)に導くようなバイノーラルビートが複数現れるようになりました。
3.自由探索の部分
他のCDにはない珍しいヘミシンク周波数になっています。
シータ波(4Hzと7Hz)に導くバイノーラルビートが見られます。
ヘミシンク『タイムレス・ピース(永遠のやすらぎ』の感想
音声ガイダンスが少なめです。
トラック1でも、半分の時間はナレーションの声は流れなくて、ヘミシンク音のみになっています。瞑想自体を味わいたい場合でも、この程度が適当だと思います。
以上を総合して、音声ガイドの内容や時間、ヘミシンク周波数が比較的高めであることから、ヘミシンクで誘導瞑想したいという方には、最適の1枚でおすすめだと考えます。