『ドリーム・ウォーク』CDの感想と周波数解析

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ヘミシンクではありませんが、同じ手法を使っているCD(ブレインシンクやホロシンクなど)のなかから、今は消滅してしまったImmrama Instituteの『ドリーム・ウォーク』CDを紹介します。

『ドリーム・ウォーク』CDは、明晰夢トレーニングのためのツールとされています。

ドリームウォーク(Dreamwalk)CD

『ドリーム・ウォーク』CDとは

夢は、私たちの無限の潜在意識とつながっていると考えられます。

夢を活用することで、正しい人生の選択をしたり、自分の潜在的な能力を見つけたり、未来を予知したり、発明や発見につなげたりして、私たちはずっと豊かに幸せな人生を送ることが出来ます。

夢の世界にアプローチするには、明晰夢を見るのが一番ですが、先ずは、夢を思い出すことです。

そのための練習法として、次のことを行います。
1.寝る前に『ドリーム・ウォーク』CDを聞いて
2.朝起きたら、見た夢を思い出して、夢日記をつける

*夢と潜在能力開発、夢の記憶の方法、見た夢をどう解釈するかについては、
超能力.net 夢と超能力1
超能力.net 夢と超能力2 夢を記憶し解読する方法
超能力.net 夢と超能力3 夢を解読する方法
に詳しく載っていて参考になります。

『ドリーム・ウォーク』に含まれているバイノーラルビートはこうなっている

『ドリーム・ウォーク』CDは、2つのトラックで構成されていて、トラック1は音楽が、トラック2は雨音が背景に流れていますが、脳波誘導のプロトコルはどちらも同じです。

トラックの長さは、どちらも26分余りとなっています。

1分前後
左チャンネル 109Hz、右チャンネル 121Hz ⇒12Hz(アルファ波)

ドリームウォークCD 周波数 1分前後 左チャンネル
ドリームウォークCD 周波数 1分前後 右チャンネル

3分前後
左チャンネル 110Hz、右チャンネル 120Hz ⇒10Hz(アルファ波)

6分前後
左チャンネル 111Hz、右チャンネル 119Hz ⇒8Hz(アルファ波)

ドリームウォークCD 周波数 6分前後 左チャンネル
ドリームウォークCD 周波数 6分前後 右チャンネル

12分前後
左チャンネル 112Hz、右チャンネル 118Hz ⇒6Hz(シータ波)

18分前後
左チャンネル 113Hz、右チャンネル 117Hz ⇒4Hz(シータ波)

ドリームウォークCD 周波数 18分前後 左チャンネル
ドリームウォークCD 周波数 18分前後 右チャンネル

24分前後
左チャンネル 113Hz、右チャンネル 117Hz ⇒4Hz(シータ波)

このように、脳波を次第に下げていく設定になっています。

(『ドリーム・ウォーク』CDの販売者は、単純なバイノーラルビートではなく、和音になっている=ハーモニカリー・レイヤード・フリクエンシー(和音化複層周波数)が凄い凄いという宣伝をしていましたが、それについては山ほど疑問があります。が、ここでは省略します。追って『インサイトCD』の記事ででも述べたいと思います)

『ドリーム・ウォーク』の感想

ヘミシンクとバイノーラルビートとの違いは、ヘミシンクが難しい4Hzのシータ波とか2Hzのデルタ波に固定されていることが多いのに対して、自然に近い脳波の状態からスタートして、段々下がるような設定になっていることです。

しかし、バイノーラルビートの音量が大きくなく、ピンクノイズの代わりになっている雨音の方がかえって大きくなっています。

これでは脳内に生じるうなり音もかなり小さなものとなってしまい、脳波を誘導する効果もヘミシンクよりさらに小さいものといえそうです。
しかし、バイノーラルビートの音量を大きくしてしまうと、聞きづらくなってしまうので、この辺りの技術はヘミシンクの方が1枚上と思われます。

『ドリーム・ウォーク』CDの脳波誘導のプロトコルは、シーター波まで脳波を下げるものです。これは、リラックスして眠りにつきやすくなりますが、でも、なぜ夢の記憶につながるのかはよくわかりません。

いずれにしろ、この誘導プロトコルのまま、『ドリーム・ウォーク』と同様の音源を作って、読者の方に紹介したいと思います。

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