ヘミシンク『パティ・サマーズの動物たちと話そう(Communicating with animals)』は、
動物たちと話す方法を身につけるトレーニングをするためのCDです。
動物たちと話すことは、テレパシーの1種と考えられています。しかし、それは誰にでも備わっている能力です。
『パティ・サマーズの動物たちと話そう』CDの概要
『パティ・サマーズの動物たちと話そう』CDは2つの内容で構成されています。
トラック1では、パティ・サマーズが動物とコミュニケーションする方法について語っています(収録時間:15分55秒)。
トラック2では、動物とコミュニケーションする能力を身につけるための具体的なエクササイズを行います(収録時間:26分22秒)。
『動物たちと話す』方法とは
『動物たちと話す』方法は、標準的には、次の7つのステップになっています。このCDのパティ・サマーズのメソッドも同様です。
1.動物に敬意を示す
動物とあなたは、同じ生き物として対等です。先ず、動物に敬意を示します。
距離を縮め心を開いてもらうきっかけになります。
2.心を静める
感情的になったり、緊張すれば、動物にすぐ伝わります。
十分にリラックスして、平穏な心になりましょう。
3.動物と一緒にいてコミュニケーションする
動物たちがどんな状態か、注意を集中します。
4.動物に語りかける
伝えたいことを動物に話しかけてみます。
言葉で、イメージを使って、話します。ここで重要なことは、内容が明確であることです。
曖昧なままメッセージを伝えてはいけません。
5.肯定の形でメッセージを伝える
メッセージは必ずポジティブな肯定形で伝えます。
「~してはいけない」ではなく「~して下さい」とします。
6.動物のメッセージを受け取る
あなたのメッセージに対して、動物からの返事を受け取ります。注意深く動物を観察することで、どんな内容かが分かってきます。
ただ、彼らからのメッセージを評価してはいけません。
7.メッセージを受け取ったことを動物に伝える
動物からのメッセージに対して、評価したり返事するのではなく、「メッセージを受け取ったよ。ありがとう」と伝えます。
参考記事:
動物と話せるようになるための5ステップ
動物と話す アニマル・サイキック
『動物たちと話す』エクササイズの内容
『動物たちと話す』ためのエクササイズの大まかな流れは以下のようになっています。
1.リラックス
銀や金色の光をイメージしながらリラックスします。
2.動物を招く
イメージの中で、いま飼っているペットや前に飼っていたペット等つながりたい動物を招きます。
3.動物とつながる
自分の心を開き、相手の動物とつながりたいと伝えます。
動物から流れてくるエネルギーを感じます。
4.動物の感覚を味わう
動物の身体になって、どのようにものが見えるか、移動するとどのように感じるかをイメージします。
5.動物とコミュニケーションする
動物がどう思っているか教えてもらい、受け止めます。
6.動物と話す感覚を覚える
エクササイズを通した掴んだ感覚を思い出し、記憶するように意識します。
7.覚醒
ふだんの生活に戻るために目を覚まします。
ヘミシンク周波数はこうなっている
上のエクササイズ中にヘミシンク周波数が流れます。明確なのは最初と最後だけのようです。
リラックス部においては
・左チャンネル 101Hz、右チャンネル 99Hz ⇒2Hz(デルタ波)
がメインとなっています。
覚醒部分では
・左チャンネル 467Hz、右チャンネル 483Hz ⇒16Hz(デルタ波)
がメインとなっています。他に40Hzのガンマ波に導くバイノーラルビートも見られます。
『パティ・サマーズの動物たちと話そう』感想とまとめ
動物たちと話す(アニマル・コミュニケーション)に関連する本は、日本でも何冊か発売されています。とくに「ローレン・マッコールの動物たちと話そう―アニマル・コミュニケーション」などが有名です。
このCDの内容は、それらと共通する部分も多く、アニマル・コミュニケーションのオーソドックスな方法が語られています。
動物たちと話すには、リラックスと集中、動物たちと同じになるためのイメージが重要です。そのため、書籍で学ぶより、このCDで練習を行った方がずっと習得しやすいはずです。
ただし、
1)ヘミシンク周波数はあまり強くない(リラックスや集中のための脳波誘導効果は薄い)
2)このCDで語られているのは、動物たちと話すための1部に過ぎないこと
に留意しておく必要があります。
そこで、
1)他のヘミシンク等のCDでもリラックスや集中のエクササイズをやってみる
2)関連書籍をいろいろと読んで、理解を深める
ことも大事になってくると考えます。