『Surf(サーフ)』の感想と周波数解析

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インサイトCD(波音バージョン)との違いを含めて

ヘミシンク『Surf(サーフ)』は、波の音とヘミシンク周波数を組み合わせたマインドフードCDです。

ヘミシンク「サーフ」

ヘミシンクといえば、ニューエイジ系の音楽が含まれているものが大半で、『Surf(サーフ)』のように自然音だけのものは珍しいです。
(波の音自体は、「ゲートウェイ・エクスピリエンス」はじめ、他のヘミシンクにも使われています)

ヘミシンク『Surf(サーフ)』の概要

ヘミシンク『Surf(サーフ)』は、マインドフードCDに分類されています。
が、音声ガイダンスはありません。
海の波音に海鳥の鳴き声だけが聞こえます。

収録時間:45分
用途:リラクゼーション

ヘミシンク『Surf(サーフ)』の周波数解析

ヘミシンク『Surf(サーフ)』では、バイノーラルビートは、最初のうちははっきりしています。

ヘミシンク「サーフ」2分前後 周波数 左チャンネル

ヘミシンク「サーフ」2分前後 周波数 右チャンネル

メインは
・左チャンネル 100Hz、右チャンネル 101Hz ⇒1Hz(デルタ波)
です。
加えて、50Hz前後でも、1Hz以下に導くようなバイノーラルビートがあるようです。

しかし、3,4分過ぎたら、もうバイノーラルビートが確認できませんでした。

ヘミシンク「サーフ」5分以降 周波数 左チャンネル

ヘミシンク「サーフ」5分以降 周波数 右チャンネル

この状態を、他のマインドフードCDと比較すると…

例えば、『ヘミシンク ナップ』の場合は、下のように、100Hz前後と200Hz前後にはっきりとバイノーラルビートが最初から最後まで認められます。

このように、ヘミシンク『Surf(サーフ)』は、マインドフードCDといっても、ヘミシンク周波数の強さという点では、他とは違っていると思われます。

インサイトCD(波音バージョン)との比較

「波の音にバイノーラルビート」というと、もう販売されていません(中古品はオークションで売っています)が、『インサイトCD(波音バージョン)』があります。

インサイトCD 波音バージョン

この2つを比べてみると、波音も、誘導しようとしている脳波も、まるで違います。

ヘミシンク『Surf(サーフ)』
BGM:少し激しい感じの波、海鳥の鳴き声
バイノーラルビート:1Hzのデルタ波

インサイトCD(波音バージョン)
BGM:静かめの波音
バイノーラルビート:11Hzのアルファ波から4Hzのシーター波まで

『インサイトCD(波音バージョン)』の方が、一般向けで初心者から中級者まで使えるようになっています。

ヘミシンク『Surf(サーフ)』の感想まとめ

ヘミシンク『Surf(サーフ)』は、ヘミシンク周波数がはっきりしないし、1Hzのバイノーラルビートなど、人の限界に近く、ほとんどの人にとって効果があるのか疑問が残ります。

ニューエイジ系のミュージックが嫌いで、波音でバイノーラルビートの効果を味わいたい人は、明らかに『インサイトCD(波音バージョン)』の方が良いと考えます。

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