ヘミシンク マインドフードCD「Retain-Recall-Release」は、あなたの記憶をコントロールするためのCDです。
単なる記憶力アップではなくて、
- 情報を永続的に記憶として保持し(Retain)
- 意識のなかから必要な記憶を呼び起こし(Recall)
- 不要な思考や嫌な記憶を解き放つ(Release)
能力を得ることができると言っています。
「Retain-Recall-Release」の概要
英語版の音声は、ロバート・モンロー自身のものです。
残念ながら日本語版はなく、他にフランス語とスペイン語版があります。
収録時間は32分
ヘミシンク「情報にアクセスする」との違い
似たようなヘミシンクCDとして「情報にアクセスする」というものがあります。
情報と知識の個人的なライブラリにアクセスして、顕在意識に呼び起こすものです。
両者の違いは次のようなものと考えられます。
「情報にアクセスする」は、H-Plus(エイチプラス)というジャンルのもので、「アクセスチャンネルを開く」→「機能コマンドを使う」というプロセスを経ますが、マインドフード「Retain-Recall-Release」は直接自分の記憶を操作しようとします。
「情報にアクセスする」は呼び起こす(Recall)だけですが、「Retain-Recall-Release」は記憶する 呼び起こす 解き放つの3つのことを行えるようにするものです。
「Retain-Recall-Release」で扱う情報は、自分のなかにある情報であり思考ですが、「情報にアクセスする」の情報はもっと広い意味(共通意識とかアカシックレコードのようなものを含む)を持っていると思われます。
「Retain-Recall-Release」による記憶コントロールの方法
リラックス
呼吸 息を吸きながら目を開く→止める →息を吐きながら目を閉じる → ふつうに呼吸する を繰り返します。
その後、10カウントシステム 1から10まで数えながら、リラックスしていく
こうして、「体は眠ったまま心は起きている」状態になります。
記憶のキューに習熟する
記憶のキュー(手がかり)のエクササイズをします。
キューは呼吸とアクションを組み合わせたものです。
例えば、記憶を思い出すためのキューは次のようなものです。
- 右手を額の中央に軽くあてる
- 息を吸い、息を止めながら
- こころの中で思い出したいことを問いかける
- 息を吐きながら、額から手を離す、このとき記憶の底から答えを引っ張っている、と意識する
*
一般に人が記憶した内容を思い出す(リコールする)方法としては
- フリー・リコール
- キュー・リコール
- シリアル・リコール
の3つがあります。
このうちキュー・リコールが、引き出したい記憶を引き出すのに相応しい方法です。
「Retain-Recall-Release」のヘミシンク周波数
ヘミシンク「Retain-Recall-Release」では、終始同じヘミシンク周波数が流れています。
バイノーラルビートは3本で構成されています。
2Hz(左:101Hz、右:99Hz)
4Hz(左:152Hz、右:148Hz)
4Hz(左:202Hz、右:198Hz)
「Retain-Recall-Release」まとめ
ヘミシンクには脳波をβ波にすることで記憶力アップを謳ったCDはたくさんあります。
コンセントレーション、リメンブランス、バロック・ガーデン、インディゴなど
しかし、もっと進めて記憶をコントロールするCDは 「Retain-Recall-Release」がただ一つです。
残念ながら日本語版はありませんが、ロバート・モンローの肉声が聞けることですし、英語が得意な人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。同じ言葉の繰り返しが多いので、理解しやすいかと思われます。