「インナーステーツ 気づきの目覚め」を聞いて

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

ヘミシンクの4枚組アルバムシリーズ「インナーステーツ 気づきの目覚め(Inner States – Dawning of Awareness) 」を聞いてみましたので、内容を紹介・レビューしたいと思います。

ヘミシンクのサイトやそれを直訳したブックレットや販売サイトの説明は、かなり冗長で分かりにくくなっていますが、ここではシンプルかつ明確に述べていきます。
(そのため不足している箇所や多少のニュアンスの違いはあるかもしれませんが、ご容赦下さい)

ヘミシンク「インナーステーツ 気づきの目覚め」の概要

ヘミシンク「インナーステーツ 気づきの目覚め」は、あなたの意識のレベルを上げ、気づきの状態になることで、よりよい人生を歩むことをサポートするものです。

CD4枚組のなかに6つのエクササイズ(音声ガイドによる誘導瞑想)で構成されています。


#1静寂をとおしての覚醒

肉体のリラックス 精神のリラックス 静寂と沈黙の中で本当の自我に出会う

#2釣り合い

困難な時でもバランスの安定した状態(=センター)にいることで、愛に満ちたポジティブな自分でいる

#3無限の自我

自我が肉体を超越(=トランスセンデンス)して、拡張し、物質を超えた世界を味わう 

#4人生の旅路
自分の人生を高次の自我とつながった高い視点から見つめる 自分の人生の意味を理解する

#5高次の導きにつながる
集合意識(アカシック・レコード等)に拡張した意識を通じてつながり、啓示を受ける

#6輝き

あなたのエネルギー(=光)の量を増加させ、心と肉体と精神を輝かせる

ヘミシンク「インナーステーツ 気づきの目覚め」の感想・レビュー

進んだヘミシンク周波数パターン

このCDが発売されたのは、2011年です。「ゲートウェイ・エクスピリエンス」Wave1 からは30年が経っていますので、使用されているヘミシンク周波数(ピンクノイズとバイノーラルビート)にも進化があるようです。

各エクササイズで共通して用いられているヘミシンク周波数のパターンをいくつか紹介します。

導入部のリラックス

・100Hz付近 デルタ波2Hz(左:100Hz、右:102Hz)
・200Hz付近 シータ波4Hz(左:200Hz、右:204Hz)

誘導瞑想1

・100Hz付近 デルタ波2Hz(左:100Hz、右:102Hz)
・200Hz付近 シータ波4Hz(左:200Hz、右:204Hz)
・400Hz付近 アルファ波 10Hz(左:400Hz、右:410Hz)

誘導瞑想2

・300Hz付近 シータ波5Hz(左:305Hz、右:300Hz)
・500Hz付近 シータ波7Hz(左:504Hz、右:511Hz)
・600Hz付近 シータ波7Hz(左:606Hz、右:599Hz)
・800Hz付近 シータ波7Hz(左:807Hz、右:800Hz)

誘導瞑想3

・200Hz付近 シータ波4Hz(左:194Hz、右:198Hz)
・250Hz付近 シータ波4Hz(左:245Hz、右:249Hz)
・300Hz付近 シータ波4Hz(左:292Hz、右:296Hz)
・370Hz付近 アルファ波10Hz(左:367Hz、右:377Hz)

以上のうち、誘導瞑想2、誘導瞑想3は今まで見られなかった周波数の組合せです。
次回は、このサイトでも上のパターンで作成して、読者の皆さんにも聞き比べて頂きたいと思います。

リラックス手法はこうなっている

各エクササイズでは、最初にエクササイズの目的の説明があった後で、瞑想準備のためにリラックスします。リラックスの手法には次のようなものが採られています。

  • 呼吸を意識する
  • 身体の各部位に意識を向けて、当該部位をリラックスさせる
  • エクササイズの邪魔になる雑念を外部の箱に閉じ込めるようにイメージ
  • トーニング~「アー」「ウー」「オー」と声を出しながら呼吸を深くし緊張を解く
  • 1から10まで数える 数が進む毎にリラックスが深まる
  • アファメーション

各エクササイズで、全ての手法を行うのではなく、上のなかから3つ程度を行っています。
ゲートウェイ・エクスピリエンスにあるリラックス手法より洗練されてきたように思われます。

理解できない日本語

ガイダンスの日本語は、元の英語版の直訳です。しかも長文ですので、個々の単語自体には難しいものはないものの、何を言ってるのかさっぱりわからない箇所が結構あります。

音声ガイドを聞くだけではなく、ブックレットの解説を何度も読む必要があると思われますし、ある程度英文が読める人にとっては、日本語より元の英語の説明を読んだ方が分かりやすいのではないでしょうか。

各エクササイズの説明の原文は、Hemi-syncの「インナーステーツ」オンラインコースのページに載っています。
https://hemi-sync.com/product/inner-states-dawning-awareness-course/

加えて、とくに気になるのは、特殊なターム(用語)を簡単な日本語に翻訳だけしているだけで、特別な説明はないことです。

たとえば、「インナーピース(inner peace)」は単に「内なる安らぎ」とだけ表現しています。この語にはもっと深い意味がある(「インナーピース」で検索すると解説しているサイトがいくつもあります)と思いますが、日本語訳を読んだだけでは見逃してしまいます。「センター」「トランセンデンス」などの用語も同様です。

感想まとめ

ヘミシンク「インナーステーツ 気づきの目覚め」は完成度が高く、誘導瞑想にはヘミシンクの中でもお勧めのCDとなっています。が、体外離脱や過去世やガイドとの交信などと違って、目的がやや曖昧に感じられるので、人気薄なのは勿体ない気がします。
また、日本語がわかりにくいので、何度も繰り返し解説を読んで、聞いた方が良いと思います。

ヘミシンクCD インナーステーツ 気づきの目覚め (日本語版) 【正規品】  ※ 音楽療法CD Hemi-Sync モンロープロダクツ 【クーポン対象】【39ショップ】

感想(2件)

タイトルとURLをコピーしました