ブレインシンク『ブレインパワー』の感想

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40Hzガンマ波に導くバイノーラルビートを体験してみよう!

ヘミシンクと同様に、バイノーラルビートを使った脳波誘導CDや音源を提供しているのがブレインシンクです。
今回は、その中から『ブレインパワー』を紹介します。

ブレインシンク「ブレインパワー」

ブレインシンク『ブレインパワー』の概要

ブレインシンク『ブレインパワー』は、あなたを主に40Hzのガンマ波という高い周波数の脳波に導くようにデザインされたCDです。加えて、ベータ波、アルファ波、シーター波に導く音も含まれているとされています。

近年、ガンマ波は記憶力(とくにワーキングメモリ)アップの効果が注目されています。

ブレインシンクでは、『ブレインパワー』の効果として
・記憶力と集中力の向上
・広い視野からものを見ることができるようになる
・意識拡大
・思考の明晰化
を謳っています。

収録時間:60分
トラック1 瞑想音楽(30分)
トラック2 渓流の音、鳥の鳴き声(30分)

試聴は、アップル・ミュージックのサイトから出来るようです。

ブレインシンク『ブレインパワー』の周波数解析

トラック2の周波数を見ると、初めから終わりまでこんな感じになっています。

ブレインパワー 左チャンネル

ブレインパワー 右チャンネル

左チャンネル 140Hz、右チャンネル 100Hz ⇒ 40Hzのバイノーラルビート がハッキリと現れています。

これは、基本的にはトラック1も同じです。

ガンマ波に導くバイノーラルビートを聞いてみよう

「バイノーラルビートによる脳波誘導」で4Hzに導くバイノーラルビートを聞いて頂きました。

ここでは、バイノーラルビートが生み出す「うなり音(ビブラート)」も感じて頂いたはずです。

ブレインシンク『ブレインパワー』で生み出される40Hz(4Hzの10倍!)というのは、バイノーラルビートにしては非常に高い周波数ですが、それでも、ちゃんとうなり音が聞こえるのか?という疑問があります。

そこで、同様の方法で作成してみました。

では、ヘッドホン若しくはイヤホンをして聞いてください。

先ず、右耳から音を流します。

今度は左耳から違う周波数の音を流します。

それでは、左右の耳から同時に流してみましょう。

上の2つと同じ音ですが、同時に流すと、違って聞こえてくるはずです。

しかし、「バイノーラルビートによる脳波誘導」で聞いて頂いた4Hzのバイノーラルビートと違って、はっきりしたビブラートは聞こえてこないかもしれません。
これは、生み出されるビブラートが、約10倍の速さで振動しているためです。

ブレインシンク『ブレインパワー』の感想

ブレインシンク『ブレインパワー』の試聴は、アップルストアで出来るようになっています。

ヘッドホンで聞くとわかるのですが、単調なトーン(100Hzと140Hz)がはっきり聞こえますので、正直耳障りというか、聞きづらい点は否めないです。
しかし、他に脳波を40Hzのガンマ波に誘導するようなCDは、ヘミシンクなどにも殆どありませんので、ガンマ波に興味のある人は、試してみると良いと思います。

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