「ヘミシンクをやってみたけど効果がなかったよ」という感想を聞くことがありますが、実際どうなのか、どうすれば効果があるのかについてヘミシンク経験20年の管理人がお話させて頂きます。
ひと口に『ヘミシンクに効果なし』と言っても、どんな目的で、どのＣＤを使ったのか、なにを基準に効果なしと判断しているのか、を考えてみる必要があります。
一般的には、それらは次の３つのどれかに当てはまることが多いはずです。
『ヘミシンク 効果なし』の３つの理由
１.オカルトをまともに考えすぎている
そもそもヘミシンクで扱われている「体外離脱」「明晰夢」「死後の世界」「臨死体験」「過去世（前世）」などは実在の現象でしょうか？
おそらく社会人の多数の方は否定されるのではないでしょうか？
（私も、「死後の世界」などは、あれば素晴らしい、あって欲しい、とは思いますが、基本的には懐疑的です）
これらがヘミシンクのフィクション＝虚構であるなら、出来ないのは当たり前の話です。
むしろ見えちゃったりしたら、それは幻覚を見ているわけで、そっちの方が危ない、という話になります。
もう20年近くもヘミシンクを扱っている音楽療法 QLE.co.jp は、ヘミシンクのリラックスや癒し、集中力や記憶力アップ、安眠など現実の効果があるものは販売していますが、
「ゲートウェイ・エクスピリエンス」をはじめ、「体外離脱」「死後の世界」「臨死体験」「前世を思い出す」等のオカルト的要素のあるものは一切扱っていません。
こちらのショップさんの立場が正しいように思われます。
２.到達まで途方もない時間と努力が必要
もしかすると「体外離脱」「明晰夢」「死後の世界」「臨死体験」などは、ヘミシンクが言うように、オカルトではなく、実際の現象なのかもしれません。
しかし、その場合でも、達成までには途方もない時間と努力が必要です。
たとえば、瞑想で臨死体験するという実験がなされたことがありましたが、20年以上の瞑想修行を行った僧侶などが３年もかかって臨死に似た体験をしているわけです。
⇒ 誘導瞑想での臨死体験は何年もかかる
元ネタ（英語）⇒ Meditation-Induced Near-Death Experiences: a 3-Year Longitudinal Study
ヘミシンクのメソッドで多少は短くなるかもしれませんが、このように到達には少なくとも数年から十数年はかかるもので、あなたが半年や１年くらいしかやってないのに結論を出すのは早すぎると言わざるを得ません。
３.脳波誘導手法が弱すぎる
ヘミシンクでは、左右から違う周波数の音を流すバイノーラルビートという手法を使っています。バイノーラルビートがどんなものかは バイノーラルビートを聞いてみようを参照してください
バイノーラルビートは応用性が高く、音楽に入れるには最適の手法です。
しかし、脳波をコントロールする手法は７つほどありますが、効果としてはもっとも弱いのがバイノーラルビートです。
バイノーラルビートでは、頭の中で作られる周波数の振幅が非常に小さいのです。
しかも、ヘミシンクの場合は、このサイトで個々のヘミシンクＣＤの周波数分析をしていますが、なかにはとても人間が容易には到達できない脳波（1Hzや2Hzなど）に導くようなＣＤが沢山あります。例）ヘミシンクによる具現化
そのため、そのようなＣＤを使っても効果を感じにくいのは仕方がないことかと考えます。
