『情報にアクセスする』の感想 レビュー

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私たちの記憶力については、「潜在意識は、関わったすべての情報を記憶している。覚えていないのは、単に思い出すことが出来ないだけだ」ということが言われます。

潜在意識にアプローチして無限の情報を引き出すーヘミシンク「情報にアクセスする」は、こうした記憶を呼び起こす能力を向上させることを目的としたCDです。

ヒューマン・プラスについて

ヘミシンク『情報にアクセスする』は、『エネルギーにアクセスする』と同様に、ヘミシンクのヒューマン・プラス(H-プラス)というジャンルの製品です。

ヒューマン・プラス(H-プラス)は、ロバート・モンローが開発した、潜在意識の力を現実の日常生活に役立てるメソッドです。その意味では、催眠術やサブリミナルと共通するものです、

ヒューマン・プラス(H-プラス)の手順は

  • ヘミシンク周波数と音声ガイドにより、深くリラックスした状態に入る
  • 「アクセスチャンネル」を開く
  • 「機能コマンド」を学び、使えるようにする
  • 日常生活で、必要な時に「機能コマンド」を使って、行動を変化させる

となっています。

ここで、
「アクセスチャンネル」とは、簡単に言うと、「潜在意識の世界につながるチャンネル=通路」だと理解して良いと思います。

「機能コマンド」は、「短い言葉による合図」です。

例えば、アクセスチャンネルを開くためには
「プラス、11、アクセス」
と唱えます。

『情報にアクセスする』CDの概要

ヘミシンク『情報にアクセスする』CDは、「情報と知識の個人的なライブラリにアクセスして、知恵、教え、出来事、人生の経験など、顕在意識に呼び起こしたいあらゆる情報を、望んだ時にいつでも取り出すことができるように」なる内容になっています。

2つのトラックに分かれています。
トラック1は、「PREF(準備)」(収録時間:30分31秒)
トラック2は、「情報にアクセスする」(収録時間:40分29秒)

『情報にアクセスする』エクササイズの内容

CDの中で行われるエクササイズの概要はこんな感じです。

トラック1「PREF(準備)」のエクササイズ

「PREF(準備)」は、他のヒューマン・プラス『エネルギーにアクセスする』と同じです。

1.保管ボックス

他のヘミシンクでもよく使われています。エクササイズの邪魔になる考えや感情を、重いふたのついた保管ボックスに入れるようにイメージします。

2.10(テン)ポイントシステム

10まで数えながら、どんどんリラックスしていきます。これも『ディープ10リラクゼーション』など他のヘミシンクでも使われている手法です。

3.アクセスチャンネル構築

アクセスチャンネルを開く方法を学びます。
アクセスチャンネルを閉じます。

4.眠りに落ちる

11から20まで数えながら、正常で自然な眠りに落ちます。

5.覚醒

今度は反対に、20から1まで数えながら、目覚めます。ここで高い音(覚醒信号)が流れます。

トラック2「情報にアクセスする」のエクササイズ

エネルギーの貯蔵庫にアクセスして、エネルギーをいつでも取り出せるようにするエクササイズです。だいたい次のようなステップになっているようです。

1.1-10まで数える

楽な姿勢で目を閉じ、リラックスします。
トラック1で行ったように、1から10まで数えながら、より深くリラックスしていきます。

2.アクセスチャンネルを開く

アクセスチャンネルを開いて、受信可能状態にします。
機能コマンド「プラス 11(じゅういち) アクセス」を心の中で唱えます。

3.アクセスチャンネルのなかをさらに深く入る

アクセスチャンネルに入ったら、さらに深く、知識・経験・情報の全てが手に入る地点まで潜ります。

4.アクセスチャンネルから情報を得る

個人的な知識のライブラリにアクセスします。
1)機能コマンド「プラス 取り戻す」と心の中で唱えます。
2)欲しい情報について考えます。

「すぐに覚醒した意識に情報がやって来ます」とナレーションでは言っています。

しばらくヘミシンク周波数のみの時間が続きます。

5.アクセスチャンネルを離れる

アクセスチャンネルを離れて、リラックスした状態=10の状態まで戻ります、
機能コマンド「プラス 手離す 11 アクセス」と心の中で唱えます。

6.取得した新たな能力を使えるようにする

取得した新たな能力を使いこなすことを想像します。

しばらくヘミシンク周波数のみの時間が続きます。

7.目覚める

通常の目覚めた状態に戻ります。
機能コマンド「プラス 1 目覚め」を唱えます、
覚醒信号が流れ、「完全に目覚めます」というナレーションの言葉があります。

『情報にアクセスする』CDの感想

トラック1は、睡眠導入(昼寝)に最適かも

Amazonを見ると、感想やレビューは多くはありませんが、概ね好評です。
面白いと思ったのは、トラック1「PREF(準備)」だけを昼寝の導入に使っている人が複数いることです。

「キャットナッパー」でも昼寝へ誘う音声ガイドがありますが、たしかにこちらの方も短時間でよく眠れるようにできています。どちらが良いかは、個人的な好みの問題かと思われます。

ヘミシンク「キャットナッパー」

ガンマ波誘導も入っている

このCDに入っているヘミシンク周波数を解析してみます。

トラック1「PREF(準備)」の方は、「エネルギーにアクセスする」と共通です。

トラック2「情報にアクセスする」に含まれている、大きく2つに分かれます。

1つは、リラックスからアクセスチャンネルに入り、情報を得て、アクセスチャンネルから離れるまでは、数種類のシータ波とアルファ波に誘導するバイノーラルビートが見られます。

もう1つは、取得した情報ライブラリ(潜在意識)から情報を得る能力をいつでも使えるようにイメージするエクササイズですが、

このようにヘミシンクには珍しく、覚醒信号としての短時間のものではない、本格的なガンマ波バイノーラルビート(40Hz)が含まれています。

道は遠い

ヘミシンクのヒューマン・プラス(H-プラス)は、「食事をコントロールする」「数字に強くなる」「注意力を高める」「すぐにやる」など実用的な、日常生活に役立つ能力の獲得を目指すことになっています。

しかし、このCDで目指している、潜在意識の世界にアクセスして情報を思いのままに引き出すことは、実際にそのような能力を身につけている人を管理人は知りませんし、たとえ可能であっても、かなり難易度が高い話です。

もし取り組むとしたら、気長に心して取り組む必要があると思います。

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