ヘミシンク『ゲートウェイ・エクスペリエンス』Wave I ディスカバリー#2「フォーカス10 序章」 の内容を徹底解説します。
背景に流れるヘミシンク周波数も解析しながら、再現してみたいと思います。
「フォーカス10 序章」の内容はこうなっている
#2「フォーカス10 序章」は、ヘミシンク『ゲートウェイ・エクスペリエンス』1巻目Wave1の6つのプログラムのうち、2番目になります。
#1 オリエンテーション(33分10秒)
#2 フォーカス10序章(37分10秒)
#3 アドバンスト・フォーカス10(35分47秒)
#4 リリース&リチャージ(35分36秒)
#5 探索、睡眠(37分01秒)
#6 フリーフロー・フォーカス10(33分43秒)
「フォーカス10 序章」の目的は、聞いている人をフォーカス10の状態に導くことです。フォーカス10とは、ヘミシンク独自の用語で、「こころは目覚めたまま、からだがリラックスした状態」とか「こころは起きたまま、からだは眠りについた状態」というように定義されています。
「フォーカス10 序章」のエクササイズの内容は、「オリエンテーション」で行ったフォーカス3までのエクササイズに、フォーカス10に移行するエクササイズを追加しています。
1.準備
「オリエンテーション」と同様に、左右の音の確認→波の音→楽な姿勢をとるという案内が流れます。
2.エネルギー変換ボックス
3.レゾナント・チューニング
4.アファメーション
5.フォーカス3
ここまでは、前の「オリエンテーション」と同じです。
6.フォーカス10に移行する
完全なリラクゼーションの10のステップを行います。この内容は、以前紹介した『ディープ10 リラクゼーション』『キャットナッパー』等に含まれているエクササイズとよく似ています。
1)各部位をリラックスさせる
1から10まで数えながら、リラックスしていきます。
以下の各部位を意識して、リラックスさせ力を抜いていきます。
部位は、あご→まぶた→唇→額→頬→頭皮→首→眼 の順番になります。
2)リラックスを脳に届ける
リラックスを身体の内側に身体に浸透させ、脳に送るようにイメージします。
こうして脳もリラックスさせます。
3)脳から各部位にリラックスして眠るよう促す
今度は、リラックスした脳から以下の各部位にリラックスし、眠るよう促していきます。
- 首と肩
- 両腕
- 手と指
- 背中
- 胴の上半分
- 腹部から臀部
- 左右の臀部
- 両脚
- 足先
7.目覚める
フォーカス10 の状態から、「10」から「1」まで数えます。背景に、覚醒信号も流れます。
「フォーカス10 序章」 のヘミシンク周波数解析
1.エネルギー変換ボックス から アファメーションにかけて
かなり弱いですが、100Hz周辺に、2Hzのデルタ波に導くようなバイノーラルビートになっているようです。また、50Hz前後にも1Hzに導くようなバイノーラルビートが見られます。
左 101Hz、右 99Hz (2Hzのデルタ波)
2.フォーカス3
4Hzのシータ波に導く2種類のバイノーラルビートが流れます。はっきりとしたうなり音が聞こえます。
左 100Hz、右 104Hz (4Hzのシータ波)
左 298Hz、右 302Hz (4Hzのシータ波)
3.フォーカス10
4Hzのシータ波に導く3種類のバイノーラルビートが流れます。こちらも、はっきりとしたうなり音が聞こえます。
左 100Hz、右 104Hz (4Hzのシータ波)
左 298Hz、右 302Hz (4Hzのシータ波)
左 498Hz、右 494Hz (4Hzのシータ波)
なお、「レゾナント・チューニング」と最後の「目覚め」の段階の周波数は、「オリエンテーション」と同じです。
まとめ
ヘミシンク『ゲートウェイ・エクスペリエンス』Wave I ディスカバリー(発見)#2 「フォーカス10 序章」は、「こころは目覚めたまま、からだがリラックスした状態」=フォーカス10 に到達するためのプログラムです。
あなたの脳波は、バイノーラルビートによって、4Hzのシータ波に導かれます。