『イントゥ・ザ・ライト』の感想と周波数分析

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ヘミシンク『イントゥ・ザ・ライト~臨死体験の瞑想』は、自分が死ぬときにどんなことが起こるのかをイメージしながら瞑想するCDです。
臨死体験した人の共通のパターンに沿った音声ガイドに従って誘導瞑想を行います。

ヘミシンク『イントゥ・ザ・ライト』ブックレット

ヘミシンク『イントゥ・ザ・ライト』の概要

ヘミシンク『イントゥ・ザ・ライト~臨死体験の瞑想』は、6,000件以上の臨死体験の事例を基に類型化された、臨死体験で起こる内容をイメージしながら行う誘導瞑想CDです。

制作は、スコット・テイラー博士。彼自身は、事故で亡くなった妻と息子と一緒に臨死体験を共有するという経験をしています。

ヘミシンク『イントゥ・ザ・ライト』スコット・テイラー博士

CDは2枚組で、4つのトラックに分かれています。
Disc1
トラック1:再会(Reunion)35分54秒
すでに非物質世界に行ってしまった家族や親戚、友人たちと再会します。
以前あなたを可愛がってくれた人に会えるかもしれません。

トラック2:人生の回顧(Life Review)33分25秒
自分の一生を回想します。人は亡くなる時、その人の一生が走馬灯のように駆け巡ると言いますが、それを意識的に行います。

Disc2
トラック1:光の街(Cities of Light)34分12秒
光の街を探索します。
光の街は、無限の潜在性を持つ非物質世界と呼ばれています。簡単に言うと、死後の世界を探索するものです。

トラック2:知識の領域(Realm of Knowledge)34分46秒
全ての知識が存在する領域に入ります
アカシックレコードにアクセスすることと似ています。

ヘミシンク『イントゥ・ザ・ライト』CD

『イントゥ・ザ・ライト』のエクササイズ

4つのトラックで行うエクササイズは、だいたい同じ構成になっています。
ここではDisc1トラック1:再会 で行う内容を紹介します。

1.リラックス
頭皮、首、肩、お腹、脚、つま先の順でリラックスします。心配事がなくなり、明るく軽やかな気分になります。

2.肉体を離れる
心の中で、物質の身体から非物質の身体が離れるためのメッセージを唱えます。
ブーンという音、振動を感じながら、非物質の身体が肉体を離れる様子をイメージします。

3.ガイドに会う
会いたいと思っていた人が会いに来てくれます。その人がこれから始まる非物質世界を案内してくれます。

4.トンネルに入る
トンネルに入ります。

5.光に包まれる
白い光が見えます。光に引き寄せられていきます。光のなかに飛び込みます。あなたは光に包まれます。

6.花咲く草原に
光が消え、あなたは花咲く草原にいることに気づきます。

7.再会
亡くなった家族や友人や親戚が待っていました。可愛がっていたペットもいます。彼らとの再会を喜び、一緒にピクニックに出かけます。

しばらく音声ガイドが消えて、彼らとの交流の時間が続きます。

8.肉体に戻る
名残惜しいですが、帰る時間になりました。あなたはここに再び戻ってくるとわかっています。
来た道を戻ります。草原に戻り、白い光に包まれ、トンネルを下ります。
あなたの肉体が見えますので、「私は肉体に戻ってきました」と唱えて肉体に入ります。
こうしてあなたは元の物質世界に帰ってきました。

『イントゥ・ザ・ライト』のヘミシンク周波数

ヘミシンク『イントゥ・ザ・ライト』では、4つのエクササイズ全てに共通して、以下のようなヘミシンク周波数のパターンになっています。

先ず前半部分は、以下のようなバイノーラルビートが見られます。

ヘミシンク『イントゥ・ザ・ライト』周波数分析 前半部分左チャンネル

ヘミシンク『イントゥ・ザ・ライト』周波数分析 前半部分右チャンネル

50Hz前後 1Hzに導くバイノーラルビート(モノーラルビートもある)
左⇒99Hz、右⇒101Hzの2Hzのデルタ波に導くバイノーラルビート
左⇒198Hz、右⇒202Hzの4Hzのシータ波に導くバイノーラルビート

しかし、体外離脱して非物質の世界に入って行く以降の段階では、ヘミシンク周波数はほとんど見られなくなります。

この図のようにバイノーラルビートは、ほとんど目立ちません。

ヘミシンク『イントゥ・ザ・ライト』周波数分析 非物質世界探究部分 左チャンネル

ヘミシンク『イントゥ・ザ・ライト』周波数分析 非物質世界探究部分 右チャンネル

『イントゥ・ザ・ライト』の感想とまとめ

このCDによって、本物の臨死体験をすることが出来るかというと、それは難しいと言わざるを得ません。体験したというのは、世界中のレビューを探しても、1件のみでした。
(→「ヘミシンクで臨死体験ヘミシンクで臨死体験」参照)

また、収録されている臨死体験のパターンは、西洋のもので、日本人の臨死体験の内容とは異なっていると考えられます。例えば、日本人の臨死体験では、西洋にはない三途の川が出て来ます。

そもそも臨死体験を脳内現象と考えるならば、このような臨死体験を追体験するような瞑想にどんな価値があるのかと疑問も湧きます。
が、この瞑想をすることで、死への恐怖を乗り越えられるのではと期待が出来るように思いました。

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